~親友という名の絆~
パタン
私は部屋に独りになった。
また…やっちゃった……
気を付けてた筈なのに…
どうしよ……
…約束…
翔と涼との約束…
「……どうし…よ……」
長椅子に横になり天井を見上げる。
外の音…体育館の音が絶えることなく聞こえてくる。
…試合どうなったんだろ…
…………………
……………………
バンッ
「!!!?」
ぼんやりとしているとロッカールームの扉が勢いよく開いた。
起き上がって見てみると翔が立っていた。
機嫌悪そう
「……お前…何怪我してんだよ……」