~親友という名の絆~
「薫さん、いますか!?」

ロッカールームを出ようとしたとき、扉の向こう側から恵の声がした。

「どうしたの?」

「それが…純が倒れたんです。」

「えぇ!?」

「薫さん来て下さい!」

「分かった。」

私は恵とロッカールームを飛び出した。


「薫!」


後ろから翔の声がした。

「何?」


「頑張れよ!!」



「うん、ありがと♪」




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