病室の窓から… [完]
「あれ...??
手滑ったかな....?
ごめん、母さん。もう一回とって。」




手渡されたそれをもう一度持......




ガーン.........




持つことさえできなくなった




「輝.......大丈夫よ。
もっと軽いのからやりなおそう....??」




そういって笑う母さんだけど
声はふるえてた。




ゴメンカアサン。
ゴメンゴメンゴメンゴメン......




でも、後二日だけ待ってよ
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