病室の窓から… [完]
当たり前みたいに里子がいて
海斗がいて、俺がいて.....
そんな日々を手放してしまった。
俺の病気、なったときは悲しくて悔しくて.....
言葉には表せないくらいに
漠然とした感情におそわれた.......
光のない毎日、
唯一の光は里子だった。
お前がきたら安心した
自分がいつ死ぬかわからない不安からも逃げれた
入院中、毎日来るって言ってくれたときは
うれしすぎて気が狂いそうで