病室の窓から… [完]
「落ち着いて....?
葉月の葬式、数人しか呼べないんだ
........何か紙、ない??」




あたしが小さなメモ用紙を渡すと
響君は何か書き始めた。




「はい、これ。
俺のケー番。落ち着いたら連絡ちょうだい」




「.......響君はさ....
響君は悔しくないの!?!?」




葉月が死んだのは
葉月の親のせい。




あたしが早く気づいていれば
葉月は......
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