幸せのかたち



「はは〜ん・・・なるほどね。」

俺から事情を聞いた海斗は一人でうんうん、と言っている。


「お前の愛はよーくわかった。」

「なっ・・・!!そ、そんなんじゃねーし・・・///」



海斗のやつ・・・何言い出すんだよ・・・!!



「でも、あいにく俺今忙しいんだよね〜。
俺を待っててくれてる子達をこれ以上待たせるわけにはいかないからね♪」



この・・・たらしめ・・・!!



「一日だけ!午前中だけでもいいからさ!」

「悪ぃな。他あたって〜。」



はぁ〜・・・

俺は虚しく電話を切った。




どーしよっかな・・・。


風椰も美奈も嘉穂もこれから受験だし・・・。

海斗は高校決まってるから大丈夫だと想ったんだけど・・・。



< 83 / 91 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop