泣けない私
 朝起きて、一番にゆっくりお昼を食べる時間がないと思ったので、ご飯を炊いた。


 ご飯が炊けるまでに、洗濯をし、お風呂の掃除をした。


 ご飯が炊けたら、冷蔵庫にあった明太子と梅干でおにぎりを作って、冷めてから袋におにぎりとパンを入れた。


 それから出かける準備をし、まずは学校に行った。


 わざわざ学校に行くこともなかったが、何か大切な事を忘れていては、周りに迷惑がかかると思い出かけた。


 やはり取り越し苦労で、特に問題もなく、学校にいた時間は十分もなかった。


 その後、一度家に帰り、荷物を持ち、飛行機のチケットを取りに旅行会社に行った。


 旅行会社の営業時間が、十時からで私が、着いたのは五分くらい前だった。


 直接空港に行って、チケットを取っても良かったのだが、気持ち的に旅行会社でチケットを手配したかった。


 旅行会社には開店と同時に入った。だから待つことはないと思ったが、電話の客の方が早く、少し待った。


 店員が一人しかいなかった事が、私を苛ただせた。


 青森空港に三時頃着く飛行機の空席は有った。


 始めに定員が言った一時半発の飛行機は、空港まで行く時間などを考えた時、ぎりぎりで不安だったたので、私は、二時頃の時間の飛行機にした。


 二時でも三時半までには青森空港に着くので、四時までには祖母の家に着く計算だった。


 私達は、バスで空港まで行こうと考えていたので、飛行機の時間に間に合うバスを探してもらったが、どの場所から出るバスも、飛行機の時間に間に合うものはなかった。


 しかたなく、大きな荷物を持っての乗り換えは大変だが、電車で行くことにした。
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