遊恋学-ユウレンガク-
…―



別に優喜のこと好きじゃないのに。

あたしが好きなのは・・・・
「愁!アンタも遅いっつの!」
「悪ぃってー」






「お、千紗今日寝てただろw」
「っるさいー・・・」

誰にでも明るくて、
顔はそこらへんの芸能人並みにかっこいい。

そんな愁があたしは好き。




でも、あたしと愛は同じ人が好き。
でも、
それでも、
あたしたちは大切な大切友ダチで居る。



「今日はどこ行く?」

理香が言い出す。
     ・
     ・
     ・
「で、なんでこんなとこなのよ?!」

あたしが叫ぶ。
だってココ・・・山じゃん。
山じゃないけど山の裏?っぽい?
なんか変なとこ。

「探検するかーw」
「お、洸ナイス!」

「なんで男子あんなノリいいの?」
「わからない・・・」
「寒いし」





そう言いながらも
あたしたちは小さな森へと足を進める。
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