もしも素直になれたなら


『りぃちゃん・・・?って・・・まさか理良?』


こくりと首を振る。

アズの顔をしっかり見れない。


ねぇアズ?
今どんな顔して何を思ってる?









『・・・・そっか。おめでとう。』



ーーーーーーーーーイマ、ナンテイッタノ?ーーーーーーー


『魅紗、ずっと理良好きだったもんな。良かったな。・・・・・・・・じゃあ俺田宮と待ち合わせしてるから先行くな?』


パタン。


静かに閉まるドア。

『嫌ぁ・・・・。1人ぼっちの部屋は嫌よ・・・。』


誰にも聞こえない呟き。




私は心のどこかでアズなら理良となんか付き合うなって言ってくれるって思ってた。


アズは私なんかどうでもいいのに・・・。


『私・・・・自惚れすぎてたのかな。』









ドアを閉まる時のアズの横顔に涙が見えたのは嘘ですか・・・・?
< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

キラキラ光る
Mitsu/著

総文字数/1,507

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop