Devil&Angel



女の子は
1つ
小さくため息を吐き、

呟きました。






「ごめん、なさい」




そして
一気に
駆け出しました。







「待て!!
ネージュ!!
待ちなさい!!」



男性はそう
叫ぶと
手を前に突き出しながら


何かを
唱えました。




「rethguad raed ym ,kcabemoc…」






ふうっ…と
柔らかな
それでいて
力強く
怒りがこもった
赤い光が
手の内で
光りました。






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