to Home!!
ベンチの後ろから声がした。
「い、いつのまに…!!」
「だって君、ずっとうつ向いてるから。俺が後ろに回ったこと気づかなかったんでしょ。」
…怒ったんじゃなかったんだ。
「警戒しなくてもなんもしないよ。このまま女の子が1人でこんな所にいる方が、よっぽど危ない。」
…信じてもいいのかな。
こんなに心配してくれるなんて、いい人なんだと思う。
明日からまた部屋探ししよう。
「…あの…。」
「ん?」
ええいっ
言っちゃえ!!
「今日だけ…お世話になります!!」
「うむ。素直でよろしい。」
頭を下げた私に対して、その人は私の頭をポンポンと撫でた。
…すると
「あ…。」
急に生暖かい雫が頬を伝った。
「い、いつのまに…!!」
「だって君、ずっとうつ向いてるから。俺が後ろに回ったこと気づかなかったんでしょ。」
…怒ったんじゃなかったんだ。
「警戒しなくてもなんもしないよ。このまま女の子が1人でこんな所にいる方が、よっぽど危ない。」
…信じてもいいのかな。
こんなに心配してくれるなんて、いい人なんだと思う。
明日からまた部屋探ししよう。
「…あの…。」
「ん?」
ええいっ
言っちゃえ!!
「今日だけ…お世話になります!!」
「うむ。素直でよろしい。」
頭を下げた私に対して、その人は私の頭をポンポンと撫でた。
…すると
「あ…。」
急に生暖かい雫が頬を伝った。