to Home!!
それからというもの、お互いたわいもない話で盛り上がったまま、リビングで寝てしまった。


そして次の日。



「みーひろっ、起きろよー。」


まだねむい…

「うーん…。」


もう少し寝ていたい。



「起きないと、ちゅーしちゃうよー?」


ガバッ!!!




「ななな何言って!!?」


祐也さんの言葉に慌てて飛び起きた私を見て、祐哉さんは爆笑した。


「起きた起きた朝ごはんできてんぞ。」


そう言いながら部屋を出ていった。




うわー、今更ながら
恥ずかしい…

てか、私不用心すぎ!
鍵閉め忘れてたなんて…


まぁ、
祐也さんは年上好みそうだし
私なんかに
興味持つわけないだろうから
いっか…


祐也さんに借りたパジャマは大きすぎて、ブカブカだ。

私は急いで着替えて、リビングに行った。



「おはよ。」

「お、おはようございます…。」


まだなんか慣れないなぁ…。


「んな硬くなんなくてもいーのに。」


クスクスと笑ながら、紅茶を注いでくれた。


「てか、パジャマ脱いじゃったの?あのダボダボ感が可愛かったのに。」


っ!!?




「ち、茶化さないで下さいっ!」


「はいはーい。」

反省の見られない返事をしながら、祐也さんは椅子に座った。


テーブルに目をやると、フレンチトーストが置いてあった。



お…男の料理?

かな…。


まじまじと食卓を見ている私をチラリと見て、祐也さんはこう言った。


「座んないの?」

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