to Home!!


離れれば気持ちも遠ざかる?



「ん…」


突然未裕がうなされるようになった。


そんな苦しいのか?


「ちょっと薬買いにいってくるな、未裕」


「…」


ま、寝てるから返事はないけど。



俺は静かに家を出た。







─…


「あれ?直子?」


出掛けた先で会った。


「裕也、どしたの?こんなところで」


ドラッグストアの店内でバッタリ会ったもんだから、あっちも驚いている。


「未裕が熱だしたから、薬とか色々買いに来たんだよ」



< 192 / 214 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop