to Home!!
心の底から何かが溢れて止まらない。
唇を離しても未裕は全く起きない。
昨日、外でしゃがみこんで泣きじゃくっていた。
何があったのか、気になって仕方ないが、
聞いてはいけない気がして、そのままにしてある。
いや、聞かなくても大体分かるけど…。
これ以上考えるとモヤモヤするから止めた。
「未裕…」
薬を飲まさないといけないのに、起きない。
いっそのこと、起きるまでさっきみたいに触れ続けるか…
とか、考えたけど
ホントに起きられた時、困るのは俺もだから、我慢した。
「みーひろ、起きて」
「ん…」