to Home!!
そう言う祐也さんはやっぱりどこか恥ずかしそう。
照れたその仕草が嬉しかった。
でも、赤くなった私に祐也さんはまたもや爆弾発言をする。
「…だから、離れて暮らそうと考えて…」
「…は?」
展開が急すぎる。
さっきまでの幸せな空気が嘘のように崩れ去った瞬間だった。
私の表情が一変したのに気づいた祐也さんが、私を見て
「…………ふっ」
笑った。
「た、けど止めた」
ニヤリと笑った祐也さんがベッドに私を押し倒し、両手の間に納める。
「なっ、…え、え?」
私は急に押し倒された意味が分からなくて、焦ってしまう。
そんな私に祐也さんが、どこか優しい意味深な笑を浮かべて近づいてきた。
そのまま彼の唇がまた私の唇に重なる。
その唇が次は首もとにまで降りてくる。
こ、これは…!!
急すぎて私はとっさに目をつぶって口を開いた。
「祐也さん!待って…!!」
すると祐也さんがピタリと動かなくなった。
恐る恐る目を開くと…