to Home!!
「祐也さん、今日のご飯何?」



「んー…どうする?」



ここは祐也さんの車の中。

荷物を乗せて家に帰る途中。




「そういえばさ、荷物ホントにこれだけ?」


「え?はい…じゃなくて、うん」



「そっかぁ…」




ん?
なんかマズイことがあるんだろーか?



「何で?」



私が助手席の背もたれから離れて前屈みになった瞬間…




悩んでいた祐也さんの顔がパアッと明るくなった。



「よし!今日は外食だ!」



グイン!!




「ぅわぁ!!?」



いきなり方向転換したため、私の不安定な身体が大きく揺れた。







「どこ行くの!?」


「いーとこ」


いい所って…








どこよ…。
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