to Home!!
しばらく車を走らせるうちに、

着いたのはアウトレットパーク。







うわ!うわ!うわぁ!!

一度ここに来てみたかったんよなぁ。


テレビにのる有名ブランドから、クチコミで広がっているブランドまで種類が沢山すぎる!!




と、浮かれていた私の隣から気合いを入れる声が聞こえた。



「さーて、何処から見てこーか?」



「え?」


「未裕の服」




…服っ!?


しかも、
祐也さんのじゃなくて、私の!?





「い、いやいやいや!!何言って…」



突然のことに焦る私をお構い無しに
祐也さんは引っ張って行った。




「荷物を見る限り、私服少ないんじゃないの?」



うっ…

それはお母さんが…




と喉ギリギリまでつまった言葉をなんとか呑み込んだ。



「未裕ならこんなのとか好きな方?」



片っ端から見て回り、祐也さんは色々考えてくれた。






でも…悪いよ。




「遠慮しないでさ!プレゼントなんだから」


と言ってくれたんだけど、

遠慮の気持ちが勝ってしまって
どれだけ可愛い服を進められても




私は欲しいとは言わなかった。



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