to Home!!
「もう暗いし、ご飯食べに行こっか」
「うん!」
しばらくベンチで話した後、駐車場に向かう。
あ、さっき入ったお店…
帰る途中、視界に入ってきたお店を盗み見た。
あそこのお店は高い有名ブランドだけど、私が大好きなブランド。
服だってTシャツ2枚しか持ってない。
ま、高いしなぁ
バイトして稼いだお金で買えばいいよね。
あ!
あのロンT可愛い!!
「未裕?聞いてる?」
祐也さんの声でハッとする。
「えっ?なに?」
「いや、何か食べたいのあるか?って」
「ああ、うん。なんでもいいで」
「なんでもが一番困るんだけどー」
「じゃあ、パスタ食べたい!」