to Home!!
「りょーかいしました。未裕殿」


…誰よあんた。




さりげに突っ込みを入れながら、車に乗り込んだ。






しばらくすると、おしゃれなレストランの駐車場に着いていた。


「いらっしゃいませ。何名様でしょうか」


「2人で」

祐也さんの後ろをちょこちょこと着いて、席に着く。




う・わーっ!!!

こういう雰囲気大好き!



少しレトロな感じをかもし出した可愛らしい店内。


各テーブルの上には小さな花が置いてある。

木製の机や椅子…



「可愛すぎる!」



「え?何が??」


向かい合わせに座る祐也さんの言葉に、慌てて理性を取り戻す。




「あ、いや、何も…」


1人ではしゃいでたかと思うと、恥ずかしくなる。




あぁ…

なんか妙な空気になってもた…。




「…気分悪いの?」



ん?
勘違いされてる?



これは好都合じゃーん!

誤魔化そ♪




「ううん。全然しんどくないから!大丈夫!!」



「そか。ならよかった。それよりさー…」




よかった。

祐也さんから話をしてくれて。



2人はメニューが決まり次第、店員を呼んで注文した。
< 29 / 214 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop