to Home!!
「でも時間が…」



焦ってケータイで時間を確かめようとする。



すると、祐也さんはふっと笑った。



「大丈夫。俺が送ってってあげるから」





「…え?ホントに?」



交通機関を使ってだと、乗り換えの時間やらを省いて、限界で速くても25分。

だけど、車だと15分弱で着くよね…






「うん、ホント。」



今度はにっこり笑った。

気づけばいつもの祐也さんに戻っていた。





「だからちゃんと食べてよ?倒れられちゃ心配する」



…なんかお兄ちゃんが出来たみたいだなぁ。




「ありがとう」



「ん」



祐也さんに促されて、食卓に座った。

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