14年後予約のプロポーズ☆
嘘だろっ!?俺は幸樹が指差す方へ視線を移した。

確かに日向乃だ。いや、日向乃だけではない。アイツは確か、日向乃の親友の星野だ。

その星野が日向乃に「で、日向乃はどう思ってるの?」「んーなんかね毎日会いたいなって思っているしね、気がつけばずっと彼のこと考えているの。日向乃っておかしいのかな?」

恋だ!!日向乃好きなヤツできてしまったのか!?「日向乃、それって恋って言うんだよ」星野が落ち着いて答える。「恋……」

なんか呟いちゃってるし!猛アピールするって決めた一ヶ月後に失恋とか、そりゃないだろ!!

「俺帰る。」「えっ何で!?用事?」「うるさい。帰るっつったら帰るんだよ。バカ野郎が」幸樹が呆然としている間に俺は走って家へ帰った。

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