クライマックスヒーロー
すると、俺の体はみるみる赤い炎に包まれていきやがった



そして…奴の声が聞こえる


『…私を呼んだか?』


「 うぉっ!? 」


気付くと俺は、あん時と同じように俺の意識の中にいた



「チッ!脅かすんじゃねぇよ!?…クソ!って…お、お前……それがお前の本当の姿かよ!?」



あん時、俺の意識の中に現れたこいつはもう一人の俺姿だったがどうやら化けの皮がはがれたぜ!!


目の前にいるこいつは、戦ってる化け物共と何ら変わらねえじゃねぇか…チッ!赤色の…!?


…確か…ドラゴン?ってゆうか?いや! 何てゆうか…だ―!

何でもいい!チッ!面倒くせぇ…俺は頭が悪りから考えてもしょうがねぇ…行動あるのみだぜ!!



「おい!お前に頼みがある!…俺も奴みてぇに変身して戦いてぇ!…俺に力を貸してくれ!!」


わかってるよ…俺なんかが、ガラじゃねぇ事をしようってんだからな!…チッ!…だがよ…俺の体を改造してまで、妹を助けようとしたあの黒ブチ野郎の為にもやらなきゃならねぇんだ!


すると、目の前にいる赤いドラゴンが俺に、こう言った



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