クライマックスヒーロー
「今だ、龍二!とどめさせ!」
「おぅ!! 行くぜ、行くぜ!」
「ファイヤークロス!」
俺の中のあいつ、そうだよ、赤いドラゴンだよ!
ちっ!…悔しいがものすげぇ力を感じる!
俺の力とヤツの力が重なって、ものすげぇ2つの炎で何度も切ってやったぜ!
ギャァー
俺達の炎に包まれて化け物どもはみんな次、次倒れていきやがった!
「…やったぜ!!やったぜ!俺、最高じゃねぇか!なぁ?おっさんよ! 」
自分の体に話かけるって何か変な気分なんだが、気分がいいから
まっ…いいよな!
「…ああ、初めてにしては良くやったな。だがおっさんとは何だ? 俺はこうみえてもけっこう若いんだぞ…」
「あぁん!?…まあまあ!…んな、細けぇ事いいじゃねぇか!? ワーハッハッ!俺天才!」
「ふっ浮かれすぎるなよ!」
「わぁってるよ!」