~初恋~

莉子が自分の席に戻っていったあと、一人でさっきのことを考えていると、


「栞、おはよう」


翔が来た。


「あ、翔おはよう」


「翔、ちょっといい?」


あたしが翔に挨拶をしたあと、すぐにほかの女の子が翔に話しかけてきた。


もう、それだけでもあたしは嫌だった。
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