【長編】私とあなたは、恋をしない。

「あぁー、悩んでる。
どうやったら、期待が本物になるかって。
結局、諦められないんだよな。」


「なんか.....
私が期待しちゃうよ。」


瑞希と.....


晋平よりも.....



ドキドキが、ヤバい。


「えっ？
へっ？
それは、ありがたいぐらいだけど。」


テンパってる？


しかも、私は、期待してていいの？


嬉しい。


だって、可能性があるって事だよね？



「じゃあ、期待するからね。」


私は、照れを隠すように委員会の行う教室に入った。


チラッと見たら、瑞希固まってたけど、関係ない。


てか、話してたの長くてヤバかったかなって思ったけどそんな事なかったみたい。


まだ、集まりが悪かった。


てか、４時からなんだ。


知らなかった。


委員会があるしかわかってなかったし。