【長編】私とあなたは、恋をしない。
遠のく距離-晋平 side
「はぁー。」
「また、晋平ため息かよ。」
俺は、周りに気にされるほどため息ばかり。
その理由だってわかってる。
珠李。
それ以外にあり得ない。
いつも俺より一歩以上先を歩く珠李。
俺は、ついて行くだけで精一杯。
無理なときは、バスケで調子を狂わせる。
そうすると、いつの間にか元に戻る。
子供な俺に、大人な珠李が併せてくれてる。
わかってる。
わかってるけど、辛いときがある。
珠李がいるから、気づけることだってたくさんある。
いつもそばで見守って欲しい。
そんな浅はかな願い。
わがままなのか?
ただそれだけでため息がでるわけじゃない。
はっきりとわかったんだ。
恋をした!
ってのがね。
「また、晋平ため息かよ。」
俺は、周りに気にされるほどため息ばかり。
その理由だってわかってる。
珠李。
それ以外にあり得ない。
いつも俺より一歩以上先を歩く珠李。
俺は、ついて行くだけで精一杯。
無理なときは、バスケで調子を狂わせる。
そうすると、いつの間にか元に戻る。
子供な俺に、大人な珠李が併せてくれてる。
わかってる。
わかってるけど、辛いときがある。
珠李がいるから、気づけることだってたくさんある。
いつもそばで見守って欲しい。
そんな浅はかな願い。
わがままなのか?
ただそれだけでため息がでるわけじゃない。
はっきりとわかったんだ。
恋をした!
ってのがね。