【長編】私とあなたは、恋をしない。
周りからどんなに、もてはやされても信じれない。


不安で不安でたまらない。


俺は、取り残される事をおそれてる。


だから、必死にバスケをやっている。


周りからの俺を褒める言葉は、俺の存在意義を確かめるのには重要だった。


それは、もう慣れてしまったせいもあって、挨拶にしか聞こえないけど。


てか、俺自身を見てくれてるのかわからなくなってきてる。


珠李は、例外だけど。


他の人は、信用ならない。


とくに、女。


そう思ってたのに。


なぜだろう。


マネージャーには、違う感情がある。


それは、なぜだ?


理解ができない。


周りと一緒だろ?


違うとしたら、天然なところ?


周りの女は、計算にしか見えないから。


後、俺を周りと変わらずに接してくれる。


安心するんだ。


俺は、特別じゃなく普通だって。
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