【長編】私とあなたは、恋をしない。
「いつもと盛りつけ違う。」


晋平が気になるぐらい違う。


てか、晋平気にしなさすぎだよ。


瑞希と若菜ちゃんの表情の変化。


若菜ちゃんなんて、悲しそうだよ。


てか、泣きそうな感じ。


私は、ため息をついた。


「晋平。
まだ、何も話してないのにこれは、ないよ。」


呆れたしか言葉が出ない感じ。


「えっ？」


晋平は、首を傾げながら瑞希と若菜ちゃんを見た。


晋平は、すべてをわかってるからできる行動であって、わからない人には疑いしかない。


「俺は、何度も言ってる。
珠李とは、違うって。」


「あのね。
理由も言わずに納得できる人がいる？
若菜ちゃんがかわいそうよ。
説明できない事情もあったよ。
けどね。
行動は、控えるべきなのよ。
たぶん、私も人の事言えないんだろうけど。」


私だって、知らず知らずに。


心苦しい事だってあった。


やっとそれが解消される。
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