【長編】私とあなたは、恋をしない。
「じゃあ、食べる前に言うか?
これじゃあ、珠李の飯をうまく食えないもんな。」


晋平は、ちょっと考えてから言った。


「私、食べる前に聞きたい。」


若菜ちゃんは、泣きそうになりながら訴えた。


「俺も。
すでにりぃが俺を好きか不安になってきた。」


瑞希も賛同した。
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