【長編】私とあなたは、恋をしない。
「よし。
これで、飯食っていいよな?」


晋平の早い切り替え。


まあ、お腹すいてたからね。


「そうだな。
俺も安心したら、お腹減ってきた。」


「私も。」


瑞希と若菜ちゃんまで。


2人には、それほど悩ませてたのかな?


「じゃあ、食べよっか?」


「「「いただきま〜す」」」


私たちは、漸くお昼を食べ出した。


「りぃ、メッチャうまいんだけど。」



「当たり前だろ。
ちょっと冷めたのが、あれだけど」


なんで、瑞希が褒めてくれたのに晋平が.....


「なんで、そこを晋平くんが肯定するわけ?」


若菜ちゃん、ちょっと不機嫌?


やっぱ関係性がわかってもイヤだよね。


晋平のバカ。


「そうだ。
俺は、りぃに言ってるわけ。
邪魔すんな。」


瑞希の場合は、関係性がはっきりしたから、言えるんだ。
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