【長編】私とあなたは、恋をしない。
お昼を食べ終わると、私はさっさと晋平と若菜ちゃんを部屋に追いやった。


さすがにお邪魔でしょ?


「瑞希、洗い物するから、先に部屋行く?」



「俺、りぃと同じ空間にいたい。」


瑞希、どうしたのかな?


「そう?
じゃあ、すぐに洗い物済ませるね。」


私は、瑞希の甘い言葉に疑問を持ったけど、嬉しいから気にしなかった。


てか、後で聞けばいいからね。


だって、これから2人きりになれるから。
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