【長編】私とあなたは、恋をしない。
私とあなたの事情-珠李 side
私は、あの日、すごく幸せだった。
『珠李、聞いて。
俺、珠李が好きだ。
これからは、幼なじみとしてじゃなく、彼女として隣にいて欲しい。』
お互い口にはしてなかったから。
けど、なんとなく気持ちはわかっていた。
心だけは、繋がってた。
けど、そんな関係は、脆さもあった。
それに気づいた晋平が、言ってくれたんだ。
嬉しかった。
私には、勇気がないから。
だから、言葉になんてできない。
だから.....
『私も晋平が好き。』
晋平の言葉に素直に答えたんだ。
私は、世界一幸せ者なんじゃないかって。
そう思ったから。
普段なら、容易く言えない言葉も嬉しさが勝ってたから。
『ありがとう。』
すぐに晋平からのお礼の言葉。
私は、涙が出た。
なぜだろう。
告白された事よりお礼を言われたことに嬉しくて。
『珠李、聞いて。
俺、珠李が好きだ。
これからは、幼なじみとしてじゃなく、彼女として隣にいて欲しい。』
お互い口にはしてなかったから。
けど、なんとなく気持ちはわかっていた。
心だけは、繋がってた。
けど、そんな関係は、脆さもあった。
それに気づいた晋平が、言ってくれたんだ。
嬉しかった。
私には、勇気がないから。
だから、言葉になんてできない。
だから.....
『私も晋平が好き。』
晋平の言葉に素直に答えたんだ。
私は、世界一幸せ者なんじゃないかって。
そう思ったから。
普段なら、容易く言えない言葉も嬉しさが勝ってたから。
『ありがとう。』
すぐに晋平からのお礼の言葉。
私は、涙が出た。
なぜだろう。
告白された事よりお礼を言われたことに嬉しくて。