【長編】私とあなたは、恋をしない。
お願いのお誘い-珠李 side
「泉、合コンする気ある?」
私は、周りには聞こえないぐらいのトーンで聞いた。
「珠李、いきなり小声?」
泉は、首を傾げた。
「それは、いいから....」
周りに聞こえたら、ヤバいんだから。
「てか、珠李から合コンって....」
泉も私の声のトーンに合わせてくれた。
「ちょっとね。」
「じゃあ、そのちょっとの事情を教えてくれたらいいわよ。」
そうだよね。
泉は、何も言わずに来てくれるわけない。
しかも、私が誘ったから。
あきらかにわかってる。
なにかがあるって。
だって、私から合コンなんてありえないから。
最初から、話す気だったからよかった。
「話すけど、強制参加だからね。」
私は、周りには聞こえないぐらいのトーンで聞いた。
「珠李、いきなり小声?」
泉は、首を傾げた。
「それは、いいから....」
周りに聞こえたら、ヤバいんだから。
「てか、珠李から合コンって....」
泉も私の声のトーンに合わせてくれた。
「ちょっとね。」
「じゃあ、そのちょっとの事情を教えてくれたらいいわよ。」
そうだよね。
泉は、何も言わずに来てくれるわけない。
しかも、私が誘ったから。
あきらかにわかってる。
なにかがあるって。
だって、私から合コンなんてありえないから。
最初から、話す気だったからよかった。
「話すけど、強制参加だからね。」