【続】あの夕陽に向かって走れ!
こんなすたれた男子校に
美貌を持った女性がいたとは…。
しかも白衣の天使。
オレは彼女に見惚れてしまった。
保先「あら?どうしたの?」
先生は眉をひそめてオレを見る。
ああ、困った顔しないでおくれ。
だけどそんなお顔もまた・・・
ドガッ
加藤「行くぞ、エロ犬」
加藤が後ろから思いっきりキックした。
ワンコ「いって!!おめぇーが暴行してんだろ!!」
怒鳴るオレに
後ろからフフッと笑う声が聞こえた。
保先「友達が起きちゃうよ。シー、ね?」
そう言って、彼女は口元に人差し指を当てて微笑む。
見とれるオレは加藤に腕を引っ張られ保健室を出た。