嫌いなの!


「まじ、どうした?」




あたしは怒られるのを覚悟で理由を話した。

日頃から、話なんて目茶苦茶なのに。

泣いてるから、さらに話の筋道は目茶苦茶。

それを尚人は分かって理解してくれた。




「やっぱり、馬鹿。」


「ごめん……………」




全部の話が終わった後、尚人が言った言葉。

それに素直に謝ることしか出来ない。




「まぁ、これでおあいこか♪」


「へっ?」




そう言って、尚人が鞄から出したプリント。




「英語の補講プリント!!!!」


「そ。英語が前回赤点だったから。」



って待ちなさいよ!!!!

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