美女と美男の恋愛伝説
byヒロキ

「俺ら付き合うことになったから。」
「よっかたじゃん。」
「よかったね。」
「つづくといいな。」

コウタはちょっと暗かった。

どうせアイのことが好きなんだろ?
でも誰にもわたさねえし。

「じゃ、準備するか!」

そして発表が始まった。

「みんなー。今日はlovepeaceのライブ
 に着てくれてありがとう!!」
 
 
 曲が始まった。

~過去が恋しい。あなたに逢えた日が。
 あなたのための毎日でした。
 初めて本気で人を好きになった。
 それがあなただった。
 それがあなたでよかった。
 
 もう少しだけここにいてもいいかな?
 涙拭いたらお別れするから。

 最後の言葉は『またね。』だったのに
 バイバイ・・・もう逢えないあなた。
 
 どうして一番逢いたい人に逢えないの?
 きっとすれ違うこともないんだね
 期待が強いからあえない分
 悲しくなるだけ。
 それでもあたしは、
 今日もあなたに逢えることを夢見て
 すごしています。~
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