美女と美男の恋愛伝説
byアイ

ヒロキはお父さんに電話した。

案の定。
アカリはビビッてた。
しかも、泣きながら教室出て行った
し。

「親父と約束した意味ねーよな。」
「そうだな。青木がアイに何かする前に
 出てって行っちまったもんな。」
「あはは。ヒロキありがとう。」

ー次の日。

「残念だが、青木は転校した。
 たった1日だったが楽しかったって言ってたぞ。」

は!?
何が楽しかったダヨ。

「それとー、木下。」
「はいはい、なんですか??」
「大人に向かってなんですか??ってなんだ。
 まーいいや。
 それよりお前に青木から手紙だ。」

読んでみた。

木下アイサンへ

昨日はヒロキくんを奪えなかった
けど、また奪いに行くから。

まーでも、1日だったけど楽しかった。

あ、あと友達になってくれるかな?

      青木アカリ


最後までムカつく人。
まーいっか。

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