美女と美男の恋愛伝説
それから、1年半ぐらいがたった。
ヒロキとはあれから話してもいない。

高校は同じところなのに。

あたしは、いまだに新庄と付き合っている。

ある日、あたしはエリカに今までのことを話した。

「そんなことがあったんだ。
 ごめんね。なんにもしてあげられなくて。」
「ううん。」
「あのさ・・・。
 言いずらいんだけど、アラキクン浮気してるよ。」
「うん。別にすきってわけじゃないからいいんだ。」
「写メ撮ったんだけどさ、これ使って
 別れることってできないの??」

よかった。
エリカが撮ってくれていた写真で新庄と
別れられそうだよ。

やっと、ヒロキに本当のことが話せる。
でも、ヒロキって彼女いるのかな・・・。


翌日。
新庄と話すことにした。

「アラキ。」
「どうしたの?アイちゃん。」
「あのさ、アラキ浮気してるんでしょ。
 だったら別れてよ。」
「別に、いいけど。
 俺実は、アイのこと飽きてきたんだよね。」
「そ。じゃ、バイバイ。」

新庄とは簡単に別れることができた。
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