太陽
きっとこのもやもやのせいだろうな。


「巧クン!」


「あっ美華ちゃん。」



巧はグローブ、ミット、サポーターなどを地面に置き、美華のほうへ走って行った。


「うんうん。」


「~でね。」


楽しそうに話す二人を見つめ、俺はボールを手に入れはだし、入れはだしを繰り返した。
< 30 / 147 >

この作品をシェア

pagetop