太陽


俺はそのバッグを持ち、ユニフォームをたたむ美華の元へ近づいた。


一定のテンポで鼻歌を歌いながら、たたむ。


その姿は輝かしかった。


「何?」


じっとみつめていたのか、不思議に思ったのか。


美華から声をかけてきた。


「コレ…」


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