あいらぶゆー






「よし。はい、ぢゃあ手、
出して。」


「ん。」


美夢くんの手は大きくて
男らしい手だった。


「痛い?」


「別に…。」


・・・・



・・・・

無言…


「よし!出来た。まあ
お風呂入る時は取っちゃって?
あたしのせいで本当に
ごめんね。後、ありがとう。」

ニコッ


「///っ ああ。」


美夢くん、顔赤い…


「美夢くん、熱あるの?」


「いや、別に。ありがとな。
あ…杏。」


杏?まーいいか!


「うん。ぢゃあ あたし
帰るね!お大事に。」

ガラっ───


「はぁ〜。俺の事なんて
覚えてねぇーか… 杏…。」


★─★─★─★


あたしの部屋…あたしの部屋…

あった!あった!

あーやっと帰宅っっ!

ひとりひとりに部屋が
あるなんてやっぱり
すごいな。この学校…

蘭はどこの部屋かな…

まあ明日聞いてみよ!

あと荷物は明日でいっか…

しかし今日は
入学式だけだったのに
だいぶ疲れたぁー。

お風呂に入ってご飯を食べ
ベットに入り今日あった
出来事を思い出していた。

蘭と友達になれたし!、
美夢くんとも
いい友達になれそうだな。
無口だからかな?
一緒に居て楽ってゆうか
落ち着くってゆうかー…


なんか初めて会った気が
しないなぁ〜


うとうと…

明日から楽しい高校生活かー★


そこであたしの意識は途切れた。




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