あいらぶゆー
「ほーら。杏!」
あたしも…? だよね…
みんな自己紹介してるのに
あたしだけしないなんて…ね。
「あ…鷹嶺 杏…です…」
恥ずかしい…
って言うより気まずい…?
何であたしの顔ジーっと
見てくるの…?
「あの… 何か…」
ジーっと見てきた日下くんは
パッと顔を逸らし
「ゴメン!ゴメン!
近くで見ると予想以上に
可愛くて… つい…///」
なにこの人…
意味わかんないし…。
「あー 杏は無自覚だから!
まあそこも可愛いんだけどね♪」
蘭まで
意味わかんないしーっ!!
「そっかそっか♪」
その後、食べ終わるまで
日下くんと蘭はよくわかんない
話しで盛り上がっていた。
あたしと霧島くんは
お互い無言で食べていた。
みんなが食べ終わって
少ししたとき
「蘭。そろそろ戻ろ?」
先生のとこ行かなきゃだし…
「うん。そうしよ!
じゃあ2人ともばいばい!」
そう言って蘭と一緒に
食堂を出た。
「蘭、あたし職員室に
行ってくるから先に戻ってて!」
「うん。わかったぁ〜」
蘭と別れ職員室に向かった。