恋する心は“あなた”限定

露店の方に戻ろうと歩き始めた由優は、何かにつまづいたみたいだった。


グラッと大きくバランスを崩して地面へと倒れようとする…


そんな姿を目の前で見てたら、体が自然に動いていて……






「由優!!」



俺は、彼女の名前を呼んでいた…。



──────…‥
─────…‥



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