恋する心は“あなた”限定
その後は、頭の中がずっとボンヤリしていた。
空守君が私の家の前まで、送って来てくれたのは、覚えてる…。
途中、何か話し掛けてきていた気はするんだけど……
詳しい内容…
みんな忘れちゃった…。
…というよりも聞いてなかったっていうのが正しいのかも。
ほぼ放心状態だった。
夜だって、なかなか寝付けなくて空守君のことで頭がいっぱいになっていた。
ドキドキして体が震えてた。
空守君…
あんなことされたら…
ますます気持ちが膨らんじゃうよ…?