恋する心は“あなた”限定
「ありがとな。大事に使わせてもらうよ。」
「うん…。」
気まずそうにだけど笑ってくれた由優にホッとする。
消しゴムは大事にペンケースへとしまった。
「由優、バッタリ生徒会長と保健室で会った日から何日か経ったけど、あれから何か言われたりした?」
まあ、何も言ってないわけがないと思うけど。
「う…うん。警戒した方がいいって言われたんだ…。」
警戒!?
かなり危険人物扱いにしてくれてるんだな、あの生徒会長。