恋する心は“あなた”限定

「…何してんの?」


私の不審な行動は、すぐに空守君に気付かれてしまい、怪訝な顔でこちらを見られてしまった。


「いえっ…、何でもないです。」


私は慌てて俯く。


は…恥ずかしい…。
席替えして早々、何やってるのよ…私ったら。


顔が沸騰してるかのように熱くなる。


もう頭からタオルでも何でもいいから、かぶっていたい気分…。



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