恋する心は“あなた”限定
俺は由優をベッドの端に座らせると、外から見えないように白いカーテンで周りを覆った。
由優を見ると、なんだか表情が硬くなって緊張しているみたいだ。
「今日は襲ったりしねぇから、大丈夫だよ。」
隣に座って、ポンと由優の頭に手をのせると、ホッとしたように微笑みを浮かべた。
今は聞きたかったことを聞くことが優先だ。
だから、次からは襲わないっていう保障は何もねぇけど。
そこまで、わざわざ言う必要もないよな…。