star★dust
「「バタン」すいません!!って希星じゃん!ごめん大丈夫だった??」
「うん平気」
あたしが服を買おうとレジに向かった時だれかにぶつかった。
その人は今日あった桐矢だった。
「ホントごめんな・・・お詫びと言っちゃなんだけど、このあとどっかいかない??」
「え??」
「俺自転車あるし^^忙しい?」
「・・・暇だけど」
「よし!!!じゃあ、決まり!!それ買ったら行こう」

あたしがふくを買うと桐矢は小走りで自転車の所へ向かった。
「「パンッパンッ」はいどーぞ」
「ここに座るの??」
「うん★」
「・・・っぷ・・あはは」
「おい!自転車馬鹿にすんなよ(汗)座って^^」
「・・・うん」

そうして桐矢は自転車を走らせた。どこに向かってるのか、全くだった。
けど、久しぶりの自転車はすごく気持ち良くて心地よかった。
さくらの木々が並んで花びらが散ってる中から差し込む光に生暖かい風が夏が近づくかのようにふいて、とっても素敵だった。
「桐矢、ありがとっっ」
「どうしたんだよ、急に」
「・・・えへへ*★」
「ニコッ・・・良く分かんねぇーけど、
 よろこんでもらえて嬉しいよ♪」
「どこ行くの?」
「着いてからのお楽しみ(笑)」
「・・・ふ~ん・・・」
うわぁ、何この道??すごい・・・
「着いたよ!!」
「うん・・・。」
「「スッッ」・・・行くぞ」
「っえ!?ここ立ち入り禁止じゃ・・・」
桐矢があたしの手を引っぱる。
大きなビルの裏の立ち入り禁止のテープを桐矢が破いて前に進む。
1番上に行くとすっごく綺麗な景色が広がってた。
「どう??すごくねぇ♪ここね図書館の屋上なんだぜ(笑)この前なんか、面白いことねぇかなぁと思ってぶらぶら歩いてたんだよ!!そしたら、この階段の上から猫のなきごえがしてさだから、猫になんかあったのかなとか思って上がって来たら、子猫が捨てられててまぁ、一応ひろったけど多すぎてさ少し面倒(笑)でも、こんなに綺麗な景色が見れてさまぢで嬉しかったから希星ならこういう所好きなんじゃねーかなーって思って」


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