star★dust
~チョコレート~★*☆*希星
次の日の朝4時に起きてお弁当を作って少し曲を作った。ピアノで作るんだけど・・・
まだまだ完成にはほど遠いけど、少しずつ作る!
でも、やっぱりあたしは朝に弱いみたいでピアノひいたんだけど眠い・・・ (汗)
寝ちゃうと嫌だから家を出てゆっくりバス停まで歩く事にした。
「いってらっしゃーい!!」
「・・・いってき。」
バス停に着いてもまだバスはきそうになかった。
だからバス停のすぐ横のコンビニに入った。
飲み物とお菓子を1つずつ買って店から出ようとしたらコンビニに桐矢が入って来た。
当然、桐矢はあたしを見て反応をした。
「おう!おはよう希星♪思ったんだけどこのバス停の場所よくね^^朝いつもここで弁当買えんじゃん!!俺んち男しかいねぇから夕飯とかは作ってくれるけど
朝はめんどいから弁当作ってくれないの(笑)まぁ、俺が自分でつくればいいんだけどさっっ。俺、料理とかムリだから(汗)」
「そう・・・」
あたしはそう言って受け流して店を出ようとした。
すると・・・
「『パチッ』待ってよ!一緒にいこうぜ」
桐矢はあたしの腕をつかんでそう言うとあたしを引っ張りながら今日のお弁当を買った。
店を出るとバスが来た。
「おう来た来た!」
バスに乗った。
なのに桐矢はまだあたしの手をつかんでいた。
「あのさー・・・」
「ん?何?」
「手いつ離すの??」
「っあ!ごめんごめん^^;」
別にいいけどね・・・。


桐矢は少し間を開けてから再び口を開いた。
「あのさ、昨日あんな事話しちゃってごめん・・・。俺どーでもいいことばっか話しちゃって。」
桐矢のお母さんのこと・・・なんでだろうあたしには何の関係もないはずなのに・・・胸が痛い。
「どーでもいいなんて思わない!!!」
「・・希星!?」
「どーでもいいなんて思わない。だから、どーでもいいなんて言わないで・・・」
・・・あぁ・・あたし何いってんの!?
「・・・・・・ありがと・・・じゃあ、希星の中学時代の事教えてよ^^」
「あたしの?」
「うん!!希星の事、俺も知りたい!」
「・・・・・・あたしは、中学の時もこんな性格で周りにたくさんの人がいるなんて事なかった。





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