star★dust
高校☆*★*希星
「ピピピピッピピピピ--・・・」
・・・ねむっっ。今日から高校生か。
「希星ぉ~起きなさい!入学式に間に合わないわよ!!」
起きてるっつの
「希ぃ星ぉ~!」
「・・・はい。起きてます。」
ベッドから起き上がって新しい制服に着替える。
今日から、めんどくさい学校生活が始まる。
「いってきます・・・。」
「いってらっしゃい!!」

あたしは水菜希星。15歳。今日から、また新しいスクールライフが待っている。
みんながみんなわくわくな気持ちでミニスカはいてマスカラしてビューラーに
アイライナー。気合いを入れて学校にくるのだろう!
でも、あたしはそんな事せず1人しぶしぶ入学式へ向かう。
欲しい物はない。1人でいた方が幸せだ。
っと考えてたらいつの間にか、周りから人がいなくなっていた。


キューーーーーーーーーーーーー・・・ガタンっっ・・・
「すいません(^^;)入学式なのに寝坊しちまって(泣)
          止まってくれてありがとうございます♪」
急にバスが止まったと思ったら、1人の男が乗ってきた。
髪は茶色で背が高い、顔はかっこよくてチャラチャラしていた。
あたしの苦手なタイプ・・・。
彼は、あたしと同じ高校の制服を着ていた。入学式って事はあたしと同い年か。
「「ちらっっ」・・・キミ俺と同じ高校なんだ!!1年??」
目が合うと彼はあたしに話しかけてきた。
「・・・。」
「俺は桐矢光流。よろしく☆っあ、隣ぃ座ってもいい?他の席空いてなくて;」
そう言うとあたしは隣の席にはみ出て置いてあったバッグを抱えた。
「ありがとっ」
彼は、笑顔であたしにそういった。その後、彼は色々語りはじめたんだけどあたしは、はじめから寝ていて何も聞いてなかった。
気がつくとバスはもう学校前に着いていた。
さっき桐矢とか言う人があたしを起こしてくれた。
「一緒に行ってもいい?つか、行こう!」
「・・・勝手にすれば。・・・でも、さっきは起こしてくれてありがと。」
「・・・(*>V<)、イイエ★」
久しぶりに他人と話したなぁ
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